竹村耳鼻咽喉科クリニック

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中耳炎(急性中耳炎と滲出性中耳炎)

カゼなどをきっかけに、鼓膜の奥(中耳腔)に菌が入り、炎症をおこすのが中耳炎です。治療に通っても、治るまでに何カ月もかかったり、治ったと思ったら、またなったりするのが中耳炎です。どんな治療をするの?どのくらいで治るの?急に痛がったらどうしたらいいの?など皆さんが中耳炎の正しい知識を持って、安心して治療に取り組めるよう、まとめました。

※いずれかの症状が感じられた場合、悩まないでご相談ください。

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急性中耳炎と滲出性中耳炎の関係

滲出性(しんしゅつせい)中耳炎って何? 皆さんはこの違いを知らず漠然と耳鼻科に通院していませんか?中耳炎は、治る途中で名前が変わります。痛みや腫れの強い、菌による炎症のあるはじめの1週間を急性中耳炎と呼び、ピークを過ぎて、残りのうみが無菌の液に変わりだんだん抜けて、治っていく時期を滲出性中耳炎と呼びます。滲出性中耳炎とは、「急性中耳炎が治ってきている途中ですよ」、という時期の呼び名です。

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急性中耳炎の治療

下の①から⑤の治療を行います

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滲出性中耳炎の治療

腫れのピークを過ぎてから完治までの間で、聞こえを元通りにしていく時期です。液が無くなるまできっちり通うことが大切です。通院の目安は1週間か2週間ごと。順調に治っているか、みていきます。途中で鼻水が増えたら、1週間あけず、早めに鼻を吸いに来ましょう。痛くなくなると、何となく治っている気がして、来なくなる方がいます。中耳炎の治療のゴールは、鼓膜の奥の液が完全になくなり、聞こえが元に戻ること。しっかり治し切りましょう。治療を中断して液が残っていると、この液が、繰り返し中耳炎になる原因になります。その量によっては、2~3ヶ月かかることもあります。なかなか治らないなあと感じるでしょうが、これが中耳炎です。根気よくがんばりましょう。耳鼻科に行かない日は、鼻のつまり具合をよくみましょう。鼻がかめる子は、よくかんで。小さい子は、こまめに吸ってあげましょう。鼻通りを良くして、うみが抜けていく道を開けてやると、早く治ります。

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外耳炎

外耳炎とは、耳介(外側に出ている耳)と鼓膜までの外耳道を合わせた外耳(いわゆる耳と耳の穴)に炎症が生じる疾患のことです。耳かきなどで外耳道の皮膚を傷つけてしまい、そこから細菌や真菌(カビ)が感染して発症するケースがよくみられます。糖尿病など免疫力の低下する疾患を持っている人では、外耳炎を繰り返すことがあります。

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耳あか(耳垢)

耳あかとは、空気中の埃、皮膚の残骸、および外耳道にある耳垢腺や皮脂腺という器官から出る分泌液などが混ざり合ったものです。耳あかが外耳道いっぱいに溜まった状態を「耳垢栓塞」と言います。耳あかには乾性と湿性の2種類があり、これは遺伝的に決まっています。乾性ならば自然に排出されるのですが、湿性ですと外耳道に付着したまま固まりやすく、耳あかを取ろうとして逆に奥へと押し込んでしまったり、入浴時などに耳あかが膨張して閉塞し、突然耳垢栓塞の症状が現れたりします。

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難聴

耳の中を顕微鏡で見ながら、丁寧に耳あかを取り除きます。耳あかが硬くなっていて取りづらいような場合は、薬で軟らかくしてから除去します。痛みが強かったり、頑固でなかなか取れなかったりする場合は、数回に分けて除去を行うこともあります。

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①突発性難聴

ある時、突然に耳が聞こえなくなる疾患です(通常は片側)。突発性難聴の原因はまだよくわかっておらず、急激に発症する感音難聴のうち、原因不明のものを突発性難聴と呼んでいます。早く治療を開始すれば聴力が回復する可能性が高いので、とにかく早期に治療することが大切です。

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②騒音性難聴

騒音下での職業など、長期間騒音に曝されているうちに、徐々に進行する難聴を騒音性難聴と言います。爆発音やロックコンサートの演奏など、強大な音のために急性に起こる難聴は“音響外傷”です。

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③老人性難聴

老化に伴って生じる聴力低下のことを「老人性難聴」と言います。個人差があるものの、耳の老化は通常40歳代から始まり、60歳代からは急速に進行するようになります。耳あかや中耳炎などが原因で聞こえが悪くなっているケースもあり、この場合は治療によって聞こえが改善することもありますので、年のせいだと諦めてしまわず、一度は耳鼻咽喉科を受診してください。

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④メニエル病

メニエール病というと「若い女性がストレスでめまいを起こす病気」というイメージがあるのではないでしょうか。メニエール病の原因はずばり「内リンパ水腫(内耳のリンパが増え、水ぶくれの状態)」です。その根底にはストレス・睡眠不足・疲労・気圧の変化・几帳面な性格などがあると考えられています。内耳には①聞こえの細胞が詰まっている蝸牛と、②平衡機能を司る三半規管と耳石器があります。この両方もしくはどちらか一方が強く水ぶくれになるかにより症状が異なります。蝸牛が強く水ぶくれになれば、めまいは感じず難聴だけを自覚します。水ぶくれが弱ければ難聴を自覚せず、「耳が詰まった感じ」や「耳鳴り」、「音が響く感じ」のみ出現する場合もあります。反対に三半規管・耳石器が強く水ぶくれになれば、難聴や「耳が詰まった感じ」などは感じず、めまいのみを自覚します。めまいの強さも「グルグル回転する激しい」ものから、「フワフワ雲の上を歩いている感じ」のものまでさまざまです。めまいの持続時間は10分程度から数時間程度であることが多く、数秒~数十分程度のきわめて短いめまいが主である場合、メニエール病は否定的です。

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耳鳴り

耳鳴り(耳鳴症)とは、周囲に音源が無いのに音が鳴っているように感じられる症状のことを言います。耳鳴りを訴える方は、何らかの聴力障害を持っていることが多いのですが、検査上は正常でも、耳鳴りを自覚するケースがあります。 聴覚系の異常が、外耳、中耳、内耳、聴神経、中枢神経のいずれの部位であっても耳鳴りを起こします。また、過労やストレスなどによっても耳鳴りは強くなったり、弱くなったりします。

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顔面神経麻痺

顔面神経は、聴力神経とともに内耳道という耳の奥を走行しています。この顔面神経によって支配されている顔面筋が運動麻痺を起こし、顔の動きが悪くなった状態を顔面神経麻痺と言います。原因疾患が明らかな症候性顔面麻痺と、原因がはっきりしない特発性顔面神経麻痺(ベル麻痺)とに分けられます。 原因疾患として多いのは、ヘルペスウイルス感染症です。口唇ヘルペスを以前患った方が突然、顔面神経麻痺を起こすのが、発症の典型的なパターンです。ほかには腫瘍や糖尿病などの代謝疾患が原因となる場合もあります。 顔面神経麻痺の原因はよくわかっていませんが、考えられる可能性として寒冷刺激、アレルギー、局所浮腫、およびウイルス感染などが指摘されています。 いずれにしましても、顔面神経は顔面神経管と呼ばれる狭いトンネルを通って脳から外に出ますが、何らかの原因で顔面神経が腫れることによって顔面神経が圧迫され、これによって麻痺が生じると考えられています。

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